劣化しています
最近のバイクには、なかなか無いのですが、旧車の軸受け部分に、ゴムを使用してい事が多いのです。
例に漏れず、チャッピーちゃんにも使用されています。
もちろん、ゴムなので劣化しています。
正直なところ、このままでも、問題ないのかもしれないのですが、修行の一環として、あえてめんどくさい大変な道を選びました。(笑)
なぜ、交換する気になったの?
チャッピーのレストアに際して、ネット上でいろいろと調べていると…
「新品パーツが出る!」と言う、情報があるのです。
そもそも、40年程前のモデルなので、部品の保有期間はもちろんすぎています。デッドストックしかないので、念のために調べることにしました。
ヤマハのバイクの場合、スマホアプリで簡単に調べることができるんです
まぁ、そこから部品発注まで出来れば最高なんですが(笑)
実際の、発注は行きつけのバイク店で発注です。
検索アプリで、チャッピーのパーツをいろいろと見てると…
汎用部品かもしれませんが、デッドストック結構あります。
そこで、ブッシュを発見したのです。
ちなみに、このときに発注したパーツは…
バッテリー用・ガソリンタンク用のゴムバンド、エアクリーナーが注文することが出来ました。ただし、出筆時点では(令和元年10月3日(木))では、在庫がありましたが、購入時にはご確認願います。
堅すぎる
パーツが到着し、実際の作業に入ったのですが…
堅いんです。
圧入器で、ブッシュを抜き出すのですが、本当に堅いのです。
いつもの、バイク店で作業を依頼したのですが、びくともしません。
最終的には、スイングアームが曲がる危険性がある!と言うことで、作業は中止としました。
工具自作
これは、困った…
パーツは手元にある。これを無駄にしたくない。
でも、取り外し困難。
と言うことで、またまた、ネットを徘徊して方法を探しました。
と、言うことでボルトを使用して、圧入する方法を見つけました。
方法論を拝借して、チャッピーに使用できるように、改良しました。
スイングアームを、保持しているボルトの直径が、12mm。そこで、汎用の長めの10mmのボルトを準備。
ブッシュ自体の直径が、23mmなので、22mm直径のワッシャーが有ったのでそれを使用。
押し出される側の、受けに24mmのボックスレンチを使用し、ようやく形になりました。
このような形で、工具??が完成しました。
これで、ようやくメンテナンスが出来ます。
しかし、40年落ちは手強い!
簡単に外れません。
こちらも、ひるみません(笑)
40年後の、技術?です。
5-56にご登場願います。
かと言って、すぐに浸透するとも思えないので…
3日ほどかけて浸透させました。
結果、無事に外すことが出来ました。
実は…
実は、圧入器を作成中にハプニングがあったのです。
ドリルにて、約30mmほどの長いナットのネジ山を潰して、穴を拡大するときなのです。
徐々に、ドリル径を大きくしていき、目的のサイズになったとき、ドリルビットの回転が止まったのです。
そこで、一度抜き潤滑油を塗布するために、逆回転させると…
インパクトドライバーに取り付けていた、ドリルアタッチメントが破損…
ドリルビットが折れたのかと思ったのですが、アタッチメントが破損なのです。
恐るべし、18Vインパクトドライバー…
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