【修理】PEUGEOT Speed Fight 2キャブ調整

SpeedFight2 バイク
SpeedFight2

今回の車両は

SpeedFight2

SpeedFight2

今回は、友人のバイク修理依頼です。
キャブレター清掃を行ったが、なかなかアイドリングが安定しない。
加速も悪いから、なんとかして欲しいとの依頼です。

その友人も友人からの譲渡で、長期間放置の車両と言うことで、キャブレターの清掃に挑戦したが、上手くいかなかった様子です。

そんな車両の整備です。

SpeedFight2

SpeedFight2

渋い!
個人的に、欲しいぐらいですね~(笑)

現状の状況

実際に始動です。

バッテリーは…
もちろん、上がっています。
なので、手持ちのティグラ125に使用しているバッテリーを、始動だけのために接続
セルは問題なく動き、エンジンも無事に始動しました、が…
アイドリングは不安定で、すぐに停止します。
また、空ぶかしでもフケが悪いです。

実際の作業

キャブレター取り外し

キャブレター取り外し

早速作業です。

エアクリーナーボックスは、簡単に取り外せます。
10mmボルト2本で固定されています。

ついでに、エアクリーナー自体の確認です。
さほど汚れていない状態ですが、湿式のスポンジ自体の劣化が進んでおり、交換が必要です
キャブレターとエアクリーナーボックスは、キャブレターに固定されているゴムカップで、キツく刺さっているだけなので、引き抜けばとれます

インマニとキャブレターはバンドで固定されているので、バンドを緩めれば引き抜けます
インマニは、特に二次エアを吸っている様子は無いみたいです。

ここからは、いつものキャブレター清掃です。

フロートチャンバー取り外し後

フロートチャンバー取り外し後

言うも通り、スロットルワイヤーと、チョーク部分を取り外します。
車両から分離したキャブレターの、各部分を分解していき…
取り外し可能な、箇所はすべて取り外します

スロージェット

スロージェット

各部品を確認していくと、スロージェットが詰まっている様子です。
この様子ですと、洗浄不足と思われますので、各パーツ再度完全洗浄します。

愛用のキャブクリ

愛用のキャブクリ

漬け込んでいます

漬け込んでいます

個人的な、見解なのですが…
ヤマハのケミカル類は強力なイメージです
中でも、キャブレタークリーナーが強力ですね。
しかも、ノズルが金属なので使いやすいです。

メイン・スロージェットなどなどを、フロートチャンバーにまとめて、キャブレタークリーナーで漬け込みます
ここで、最低、1日はつけ込み、完全にガム類を溶かしてしまいます

負圧バルブ

負圧バルブ

漬け込んでいる間に、負圧バルブのチェックです。
今回は、特に詰まっている様子も無く、正常に動作しています

今回は、2日間漬け込みました。

完成

結果…
無事に、直りました…が、

ここからが意外と苦労しました。

元通りに組み立てたのですが、キャブレターとエアクリーナーボックスの接続が難しかったのです。
少しでも、隙間があると始動しないです
そのため…
最初に、クリーナーボックスを組み立て、その後に、キャブレターと接続
最後に、ボックス自体を固定しなければなりません。
そうすることにより、安定始動が可能になりました。

ここで、実際の試走です。
さすが、2スト100cc。最近の4ストの車両に比べて、パンチのある加速です。
その後も、アイドリング状態でしばらく放置しても、安定している状態です。

ようやく、引き渡すことが出来ます。

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