【ツーリングSOS】高校生の旅を止めない!パンク修理&「大型も一律」のレスキュー事情

今回、パンク修理実施のスーパーカブです。 整備日誌

【ツーリングSOS】高校生の旅を止めない!パンク修理&「大型も一律」のレスキュー事情

店長
店長

お疲れ様です。バイク屋カルツの店長、中山です。

今日は、ツーリング中の高校生グループからSOSが入りました。 楽しい旅の最中に起きた、「リアタイヤのパンク」です。

現場で動けなくなってしまったそうですが、幸いにもJAF(日本自動車連盟)に加入されていたため、レッカーサービスを利用して当店まで搬送されてきました。 (※バイクに乗るならロードサービス加入は必須です。素晴らしいリスク管理ですね!)

今回、パンク修理実施のスーパーカブです。

「穴を塞いで終わり」にはしません

搬送された車両を確認すると、リアタイヤに小さな鉄片が刺さっていました。これが元凶です。

今回の原因となった鉄片

今回の原因となった鉄片

ダメージを受けたチューブ。

ダメージを受けたチューブ。

すぐに鉄片を除去し、チューブのパンク修理を実施。これで走れるようにはなりました。

しっかりと修理完了。空気漏れがないことを確認します。

しっかりと修理完了。空気漏れがないことを確認します。

しかし、私の作業はここで終わりではありません。 「修理した箇所だけ見てハイ終了」では、プロの仕事とは言えません。

今回、修理のついでに以下の作業をサービス(無料)で行いました。

まずは、フロントタイヤの空気圧チェックです。

パンクしていないフロント側も、適正空気圧に調整します。

パンクしていないフロント側も、適正空気圧に調整します。

続いて、チェーンのメンテナンスに移ります。

チェーンを適正な張りに調整。

チェーンを適正な張りに調整。

仕上げにチェーンルブを給油し、スムーズな動きを取り戻します。

仕上げにチェーンルブを給油し、スムーズな動きを取り戻します。

この他、灯火類(ライト・ウインカー)の簡易チェックも行いました。

なぜここまでやるのか。 それは、「お客様を無事に家に帰すこと」が最終ゴールだからです。 せっかくのツーリング、ここから先は絶対にノートラブルで楽しんでほしい。そんな思いで、駆動系と足回りの基本セットを整えさせていただきました。

JAF未加入でも安心。「地域一律」のレスキュー便

今回はJAFでの搬送でしたが、もしロードサービス未加入で動けなくなったらどうすればいいのか? そんな時は、迷わずバイク屋カルツを呼んでください。

当店では、和歌山県内および周辺エリアへの出張レスキュー(引き上げ)に対応しています。 特に、以下の近隣エリアは明確な定額料金で駆けつけます。

【当店近隣レスキュー(引き上げ)料金】 一律 3,300円(税込)

【定額対象エリア】

  • 橋本市 全域

  • 九度山町 全域

  • かつらぎ町(※新城・花園などの山間部は要見積もり)

【ここがポイント!】 他店では高くなりがちな「大型バイク」でも、上記エリア内なら金額は変わりません。 (※上記以外のエリアや山間部については、距離に応じて別途お見積もりしますので、まずはお電話でご相談ください)

気になる今回の修理代金は

今回の費用は、修理・点検すべて込みで9,900円(税込)です。

トラブルを未然に防ぐために

今回のパンクは不運な事故でしたが、タイヤトラブルの多くは「空気圧不足」が原因で悪化します。 空気圧が減っていると、釘などを拾いやすくなるのです。

空気圧管理の重要性については、以前の記事でも詳しく解説しています。 命を乗せて走るタイヤの話です。ぜひ一度目を通しておいてください。 👉 【整備日誌】スズキ レッツ2|フロントタイヤ交換と「空気圧」の重要性

高校生の皆さん、修理後のバイクの調子はいかがでしょうか? トラブルも旅の思い出の一つ。気をつけて、残りのツーリングを楽しんでくださいね!

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