【重要】「60万台」のリコール、忘れていませんか?ホンダ・ジョルノの対策完了&配達報告

こんにちは。バイク屋カルツの店長、中山です。
今日は、お客様の元へホンダ・ジョルノの配達に行ってきました。 以前、当店で販売させていただいた「中古車」です。
今回、昨年末にメーカーから発表された「リコール(無償修理)」の対応を行いました。 作業完了までにお時間をいただきましたが、その背景にある「業界の事情」と、当店の「対応」について少しだけお話しさせてください。

なぜ、こんなに時間がかかったのか?
今回のリコール、実は対象となる規模が桁違いでした。 この車両はOEM(相手先ブランド製造)の関係で、ホンダだけでなくヤマハの車両も含まれており、その数なんと約60万台に上ります。
これだけ膨大な数になると、メーカーからの部品デリバリーも、全国の販売店の対応も物理的に追いつきません。 まさに「順番待ち」の状態が長く続いてしまいました。
「中古車を買ったけど、あとからリコールと言われても部品が回ってこない」 そんな不安な状態でお待たせしてしまいましたが、その間、私たちもただ待っていたわけではありません。
60万台の中の「1台」を埋もれさせない管理術
いつ部品が回ってくるか分からない状況だと、つい「連絡が来るまで放置」になりがちなのが人間です。 ですが、当店ではシステム上で**「未完了の重要案件」**として常にフラグを立てて管理していました。
「部品が入荷した瞬間に、最短でお客様へ連絡を入れる」 これが、デジタル管理を徹底する私のこだわりです。 今回も、部品確保と同時にご連絡し、即座に代車を持って引き取りに伺いました。
「安全」に時効なし
どれだけ時間が経とうとも、リコール対象である事実に変わりはありません。
「不安要素を抱えたまま走る」ことほど、怖いものはありません。 そう断言するのは、前職時代に『絶対安全』を徹底的に叩き込まれた、私の職業病のようなものです。
「もう納車からだいぶ経つし、今は調子もいいから」 そう思わずに、部品が届いた今だからこそ、しっかりと「安全の借金」を返済させていただきました。 これでようやく、胸を張って「安全です」と言える状態でお返しできます。
修理期間中の「足」はカルツが保証します
今回の修理は約1週間。 もちろん、その間は当店の無料代車をお使いいただきました。 部品待ちの間も、修理の間も、お客様の生活(通勤・通学)を止めないことが、地域密着店の使命だと思っています。
リコールでお困りの方へ
橋本・九度山・かつらぎ町エリアで「そういえばあのリコール通知、どこやったかな?」という方。 あるいは、他店で購入されてリコール対応にお困りの方も、お気軽にご相談ください。
また、もしこの記事をご覧になって**「自分のバイクは大丈夫かな?」と不安になられた方**も、遠慮なくお問い合わせください。
当店では専用トラックを完備しており、代車を積んでの引き取り対応も柔軟に行っております。 「私の場合はどうかな?」と思われたら、まずは一度ご相談を。 (※車種や状況に合わせて、最適な方法をご案内します!)
■ 【公式】リコール対象の調べ方
「自分のバイクが対象かどうか分からない」という方は、以下のメーカー公式サイトで検索が可能です。
検索には「車台番号(フレームナンバー)」が必要です。
バイク本体を見なくても、お手元の以下の書類に記載されていますのでご確認ください。
1.自賠責保険証明書
2.標識交付証明書(市町村役場でナンバー登録した時の書類)
▼ 検索ページはこちら
[Honda リコール情報検索]ホンダ 2輪 リコール・改善対策・サービスキャンペーン検索
[ヤマハ発動機 リコール情報検索]ヤマハ バイク・スクーターリコール等情報検索
※「書類が見当たらない」「見方がよく分からない」という方は、無理せず当店までご連絡ください。車体の写真をインスタメッセンジャーやEメールで送っていただければ、私が代わりにお調べします。


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